オオゲツヒメ 解説

 

オオゲツヒメは『古事記』において五穀養蚕の起源として書かれているが、『日本書紀』では同様の話がツクヨミウケモチを斬り殺す話として出てくる。

 

 

なお、ここでオオゲツヒメはスサノオに殺されている筈だが、後に大年神の系譜においてハヤマトの妻として八神を生んだとの記述がある。

 

 

穀物・養蚕の神として信仰されるが、後に同じ穀物の神である稲荷神(いなりのかみ、いなりしん)と混同されるようになり、ウカノミタマの代わりに稲荷社に祀られていることがある。