宇倍神社 文化財 鳥取県指定文化財

 

 

· 宇倍神社獅子舞

うべじんじゃししまい。無形民俗文化財)

 

昭和34年指定。因幡地方特有の麒麟獅子舞で山陰独特の獅子舞の原形を伝え、先導役の猩々(しょうじょう)と獅子の頭役、後役が各1名、太鼓・鉦鼓(しょうこ)・能管(のうかん)からなる囃子方3名の計6名で構成され、「入座の曲」の調べにあわせて舞う。舞は「三方舞」(さんぽうまい)を本式とし、単調でゆるやかな動作は伎楽能楽に近いとされ、現在は廃れた樗谿神社(おうちだにじんじゃ。現・鳥取東照宮)獅子舞を受け継いでおり、因幡に伝承される各神社の麒麟獅子舞の多くは、この影響を受けたとされる。

 

 

· 宇倍神社御幸祭祭具

うべじんじゃみゆきさいさいぐ。有形民俗文化財)

 

23点が昭和39年に指定。大神輿は明治年間の新調だが、獅子舞に使用される獅子頭や楽器、藩主池田家寄進の正徳(しょうとく)4年(1714年)の銘の台矛と平矛などがある。

 

 

 

そのほか、境内林が県の自然保護林に指定。