籠神社 文化財 その他

 

指定文化財以外の宝物。

 

· 海部直伝世鏡

(あまべのあたい でんせいきょう)

「息津鏡」「辺津鏡」 

 

息津鏡(おきつかがみ)は後漢代の作と伝えられ直径175mm、辺津鏡(へつかがみ)は前漢代の作と伝えられ直径95mm。「海部氏系図」の勘注系図にも記載があり、天祖が火明命(ほあかりのみこと)に授けたという。出土品でない伝世鏡では日本最古という。なお、鏡の名は十種神宝(とくさのかんだから)のうち2鏡と一致するが、関係は明らかでない。

 

 

· 小野道風筆額面

(おののとうふうひつがくめん)

 

鎌倉時代の「籠之大明神」と記載された扁額。神社側では、平安時代の929年延長7年)の勅額で小野道風(おの  とうふう/みちかぜ)の筆と伝える。

 

· 羅龍王古面

(らりゅうおうこめん)

 - 室町時代(伝鎌倉時代)。

 

· 丹後国一宮深秘

(たんごのくにいちのみやしんぴ)

 - 南北朝時代から室町時代に書写された籠神社由緒記。

 

· 内宮所伝本倭姫命世紀

(ないくうしょでんぼん やまとひめのみことせいき)

 - 室町時代(伝南北朝時代)。

 

· 有栖川宮幟仁親王殿下御染筆額面

(ありすがわのみや たかひとしんのうでんか

ごせんぴつがくめん)

 - 明治2年の有栖川宮幟仁親王筆の額。