天津神社(あまつじんじゃ)(糸魚川市)

 

 

天津神社(あまつじんじゃ)は、新潟県糸魚川市にある神社式内社論社で、越後国一宮を称する。旧社格県社

 

 

景行天皇の時代の創建と伝えられ、孝徳天皇の勅願所であったと伝えられている。旧糸魚川町(いといがわまち)のうち、一の宮・押上・寺町・大町・七間町等の産土神として崇敬された、慶長16年(1611年)、江戸幕府から黒印地(こくいんち)百石を寄進され、翌年朱印地に改められた。大正7年(1918年)に郷社に列し、後に県社に昇格した。

 

 

延喜式神名帳』には式内社として「越後国頸城郡(くびきぐん) 大神社(おほむは-)」が記載されているが、その論社に比定されている。また、境内社の奴奈川神社(ぬなかわ-)も式内社論社である。