拍手(神道) 種類
神社で行われる参拝作法「二拝二拍手一拝(『にはい・にはくしゅ・いっぱい』もしくは『にれい・にはくしゅ・いちれい』)」など、3回以下のものは「短拍手・短手(みじかて)」と呼ばれる。出雲大社、宇佐八幡(宇佐神宮)、彌彦神社(いやひこじんじゃ)の4回、伊勢神宮の8回など、4回以上手を打つものは「長拍手・長手(ながて)」と呼ばれる。他に、8回打った後に再度短拍手を1回打つ「八開手(やひらて)」もある。神葬祭で音を出さずに打つ「偲手・忍手・短手(しのびて)」や、直会(なおらい)で盃を受けるときに一回打つ「礼手(らいしゅ)」などもある。現在のように二礼二拍手一礼にほぼ統一されるようになったのは、大正、昭和の戦争により軍隊において統一されたものである。
そのほか、両手を合わせる際に指先まで合わせる作法と、意図的にずらす作法がある。ずらす作法にも、途中からずらす作法と、最初から最後までずらしたままの作法がある。ずらす理由としては、「音を良くする」他に「不浄の手と合わせない」「教派の違い」がある。左手指股に右手指先をあてるように打つと良い音になるといわれるが、大きな音をたてることは慎みを欠きはしたないとも言われる。