真清田神社 文化財 一宮市指定文化財 ②
l 有形文化財
· 真清探桃集 8巻6冊
(ますみたんとうしゅう。書跡)
江戸時代中期、神主の佐分清圓(さぶり きよのぶ)によって記録された百科事典的書物。享保18年(1733年)の自筆本はなくなり、安永2年(1773年)に清圓の子の清興(きよおき)によって校正された浄書本が伝わる。昭和48年8月7日指定。
· 真清田神社本殿出土鎮物(考古資料)
昭和7年(1932年)の本殿再建の際に採集された出土品。
内訳は
瑞花双鳥八稜鏡(ずいかそうちょうはちりょうきょう)、
唐花双鳥鏡(とうかそうちょうきょう)、
瑞花双鳳五花鏡残欠(ずいかそうほうごかきょう ざんけつ)、
八稜鏡残欠(はちりょうきょう ざんげつ)、
金銅装太刀金具残欠(こんどうそうたちかなぐ ざんげつ)
(以上平安時代)、
五輪泥塔(ごりんでいとう)
(鎌倉時代)、
亀甲文双鶴鏡(きっこうもんそうかくきょう)
(室町時代)。
いずれも鎮壇具(ちんだんぐ)として埋納されたものと見られる。昭和48年8月7日指定。