真清田神社 文化財 愛知県指定文化財

 

 

l 有形文化財

 

· 獅子頭 1面

ししがしら。工芸品) 

 

室町時代の獅子頭で、文明3年(1471年)銘を有する。長さ52.5センチメートル、幅46.1センチメートル、高さ36.4センチメートル。要所要所は彩色で彩られている。昭和30年5月6日指定。

 

 

· 木造舞楽面 7面

もくぞうぶがくめん。工芸品) 

 

納曽利(なそり)3面、散手(さんじゅ)2面、崑崙八仙(ころばせ)1面、抜頭(ばとう)1面の計7面で、重要文化財指定の舞楽面12面と一連のもの。納曽利1面には承元5年(1211年)銘があり、他の2面も同時期の作と見られる。散手1面にも承元5年銘があるほか、散手のもう1面は徳治(とくじ)3年(1308年)銘、崑崙八仙1面は延文(えんぶん)5年(1360年)銘を有する。抜頭1面は室町時代の作。これらは破損こそあるが、鎌倉時代初頭から室町時代の仮面史において貴重なものとされる。昭和48年4月4日指定。