往馬坐伊古麻都比古神社 祭神
生駒山の神である伊古麻都比古神(いこまつひこのかみ)・伊古麻都比賣神(いこまつひめのかみ)、および氣長足比賣命(おきながたらしひめのみこと。神功皇后)・足仲津比古命(たらしなかつひこのみこと。仲哀天皇)・譽田別命(ほんだわけのみこと。応神天皇)・ 葛城高額姫命(かずらきのたかぬかひめのみこと。神功皇后の母)・息長宿禰王(おきながのすくねのみこ。神功皇后の父)を祀る。
伊古麻都比古神・伊古麻都比賣神は古代より火を司る神として信仰されている。大嘗祭(だいじょうさい)で用いられる浄火(じょうか)を起こす道具である火燧木(ひきりぎ)は代々当社が献上することとなっており、今上天皇の大嘗祭においても当社の火燧木が使用された。『北山抄』(ほくざんしょう)『元要記』(げんようき)『亀相記』(きそうき)などには当社の神が「火燧木神(ひきりぎのかみ)」と書かれている。10月第2日曜日(元は10月10日)の例祭は「火神祭」と呼ばれ、龍田大社の風神祭、廣瀬大社の水神祭とともに古来より朝廷の崇敬を受けてきた。