梅宮大社 境内
境内の主要社殿は、元禄11年(1698年)の火災による焼失のため、元禄13年(1700年)に再建されたものであるという。ただし拝殿は文政5年(1822年)の再造営時のものとされる。本殿は三間社流造で、屋根は檜皮葺。拝殿は桁行三間・梁行三間の入母屋造で、妻入、屋根は銅板葺。随身門(ずいしんもん、ずいじんもん)は三間一戸の楼門で、入母屋造、屋根は本瓦葺。随身門内の左右には随身として豊磐間戸命(とよいわまどのみこと)・奇磐間戸命(くしいわまどのみこと)の2神の神像が安置されている。以上の本殿・拝殿・随身門は、境内社の若宮社・護王社とともに京都府登録文化財に登録されている。
本殿の東側には「またげ石」と称される2個の丸石があるが、これを跨げば子が授かるとして信仰されている。また本殿の西側には「影向石(ようごうせき)」と称される3個の石があるが、これらは熊野から飛来したカラス3羽が石と化したものと伝える。そのほか境内の東側から北側にかけては神苑が整備されており、四季折々の植物が植えられている。