多度大社 祭神
天津彦根命(あまつひこねのみこと。天照大神の第3子)を主祭神とする。天津彦根命は当地の豪族・桑名首(くわなのおびと)の祖神である。天津彦根命が天照大神の御子神であることや参詣のための街道沿いにあることから伊勢神宮との関係が深く、「お伊勢参らばお多度もかけよ、お多度かけねば片参り」とも詠われた。また俗に、北伊勢大神宮・多度大神宮などとも云われた。境内には天津彦根命の子である天目一箇命(あめのまひとつのみこと)を祀る別宮・一目連神社(いちもくれんじんじゃ)があり、本宮とともに「多度両宮」(たどりょうぐう)と称される。