近江神宮 句碑、歌碑
近江神宮は13つの句碑、歌碑を境内に有している。
· (芭蕉 句碑)
"から崎の松は花より朧にて".
· (天智天皇 御製)
"秋の田の刈穂の庵の苫をあらみわが衣手は露にぬれつゝ".
· (横井時常(よこい ときひさ。第2代宮司)歌碑)
"歳神は今帰らすか左義長の青竹はぜて高く燃え立つ".
· (平田貫一(ひらた かんいち。初代宮司)歌碑)
"比叡ヶ嶺に近く琵琶湖を目下に大神の辺に永世住まなむ".
· (香川進(かがわ すすむ) 歌碑)
"湖ほとに息づき比そめと波はいひは留けく可奈志と波はまたいふ".
· (山村金三郎(やまむら かねさぶろう) 歌碑)
"湖に音なき音を韻かせて比良ゆ流るる夕茜雲".
· (保田與重郎(やすだ よじゅうろう) 歌碑)
"さざなみのしがの山路の春にまよひひとり眺めし花盛りかな".
· (春日真木子(かすが まきこ) 歌碑)
"人間の智恵のはじめよひそひそと秘色の水に刻まあたらし".
· (伊藤香舟女 句碑)
"楼門に湖脈打てる望の月".
· (桂樟蹊子(かつら しょうけいし) 句碑)
"漏刻の音とこしへに初日影".
· (高市黒人(たけち の くろひと) 歌碑)
"楽浪乃国都美神乃浦佐備而荒有京見者悲毛".
· (柿本人麻呂 歌碑)
"淡海乃海夕浪千鳥汝鳴者情毛思努爾古所念".
· (大友皇子御製 漢詩)
"皇皇明日月と光り 帝徳天地に載す 三才並に泰昌 万国臣義を表す".