近江神宮 時計館宝物館
世界の時計約2300点を集めた時計をテーマとする博物館。天智天皇が日本で初めての時計である漏刻(ろうこく)を設置した経緯から、1963年(昭和38年)に時計歴史館として設立され、その後、時計博物館の名称も用いられたが、平成22年に時計館宝物館として改装された。スイスから寄贈された日本最古の時計である漏刻の復元模型や中国で使われていた火時計(ひどけい)の復元模型、および日時計が屋外に展示されている。館内の時計館展示室には各種の和時計や日本最古級の懐中時計など、貴重な実物の時計を展示している。宝物館展示室には、近江神宮の歴史に関する資料等のほか、重要文化財に指定される曾我蕭白(そが しょうはく)「紙本墨画淡彩楼閣山水図」(高精度複製品 現物は琵琶湖文化館に寄託)をはじめ奉納された絵画や陶芸品などを展示する。
· 開館時間:
午前9時30分から午後4時30分
· 休館日:
月曜日休館(祝休日の場合は開館 振替日はなし)