鵜戸神宮 文化財 日南市指定文化財
l 鵜戸山(うどさん)別当墓地並びに墓
- 八丁坂の最高所に位置し、初代の快久を始め代々の別当や社僧の墓がある。市の有形文化財(建造物)に指定。昭和56年(1981年)に桓武天皇延暦中興1200年を記念して整備された。
l 鵜戸山石灯籠のうち紙開発灯籠1対
- 楼門の前に立つ。市の有形文化財(建造物)。楮(こうぞ)栽培及び和紙の開発を計画した飫肥藩が、大坂の両替商 油屋善兵衛(あぶらや ぜんべえ)に資金を提供させたため、その事業の成功を祈念して天保3年(1832年)に善兵衛が奉納したもの。
l 鵜戸山八丁坂(うどさんはっちょうざか)
- 市の有形文化財(建造物)。吹毛井(ふけい)の港から神門まで約872mの長さにわたる石段参道で、登り438段、下り377段ある。延暦年中(782~806年)に1人の尼僧が近くの海岸の磯石を頭に担いで築いたと伝え、約200年前に再造成された。
l 鵜戸山の磨崖仏
- 閻魔王や四天王像を表した磨崖仏(まがいぶつ)で、昭和45年に市の有形文化財(彫刻)に指定された。仁王護国寺第47世別当 隆岳(りゅうがく)が明和元年(1764年)から翌2年にかけて仏師延寿院(えんじゅいん)に彫刻させたもので、当時は仁王護国寺の守護仏として極彩色が施され、近くに護摩堂も建立されていたという。