三韓征伐 解釈・研究史 直木孝次郎による再検討 ①
直木孝次郎(なおき こうじろう)は津田の分析を継承して、昭和34(1959年)年4月に「神功皇后伝説の成立」を『歴史評論』に104号に発表した。
直木は、4世紀末に倭国が新羅を攻撃した歴史的事実と、神功皇后による新羅征討の伝承が一致することや、また津田の継体朝や欽明朝成立説では説明できないことが少なからず存在することを指摘したうえで、6世紀以降、特に推古天皇以降の史実との関係が深いことから、この頃に伝承が形成されたとしている。
三韓征伐 解釈・研究史 直木孝次郎による再検討 ①
直木孝次郎(なおき こうじろう)は津田の分析を継承して、昭和34(1959年)年4月に「神功皇后伝説の成立」を『歴史評論』に104号に発表した。
直木は、4世紀末に倭国が新羅を攻撃した歴史的事実と、神功皇后による新羅征討の伝承が一致することや、また津田の継体朝や欽明朝成立説では説明できないことが少なからず存在することを指摘したうえで、6世紀以降、特に推古天皇以降の史実との関係が深いことから、この頃に伝承が形成されたとしている。