山の神 現在
主に東北・北海道地方において、12月12日(一部で1月12日)には山林での作業を一切行わない林業者の慣習が残っている。森林組合などではこの日に祈願祭や忘年会、新年会を催すなど、祭の日の名残りが見られる。
転用
山の神は女神であり、恐ろしいものの代表的存在であったことから、中世以降、口やかましい妻の呼称の一つとして「山の神」が用いられるようになった。
また近年では、箱根駅伝の5区(山上り区間)で複数年に渡り圧倒的な快走を見せた人物を指して、マスメディア(主に中継テレビ局)が比喩的に「山の神」と表現する場合がある。一般に元祖が順天堂大学の今井正人(いまい まさと)、二代目が東洋大学の柏原竜二(かしわばら りゅうじ)、三代目が青山学院大学の神野大地(かみの だいち)を指す。スポーツライターの生島淳(いくしま じゅん)は『元祖・山の神』を1974年から4年連続で5区の区間賞を獲得した大久保初男(おおくぼ はつお。大東文化大学)であるとし、今井以前の「山の神」に上田誠仁(うえだ まさひと)や木下哲彦(きのした てつひこ。金哲彦(きん てつひこ))を挙げている。