大山祇神社 境内 その他の建造物
l 神輿庫(みこしこ)
- 平成9年造営。木造校倉造で入母屋造銅板葺。本社・上津社・下津社の旧神輿3基(愛媛県指定有形文化財)と新神輿3基の6基が収められている。
l 神門(しんもん)
- 江戸時代、寛文(かんぶん)元年(1661年)の松山藩主・松平定長(まつだいら さだなが)からの寄進。素木造で屋根は切妻造檜皮葺。
l 総門(そうもん)
- 2010年造営。
l 御棧敷殿(おさじきでん)
- 素木造で入母屋造銅板葺。斎田前に建てられ、御田植祭・抜穂祭時に神輿が渡御する。
l 神馬舎(しんめしゃ)
- 享保(きょうほう)20年(1735年)の松平定喬(まつだいら さだたか)奉納の棟札がある。木造瓦葺。現在神馬はいない。
l 斎館(さいかん)
- 旧社務所。現在は参籠や潔斎を行う。
l 絵馬殿(えまでん)
l 奥の院(おくのいん)
- 旧神宮寺の奥の院。
l 東円坊(とうえんぼう)
- 神仏習合時にあった神宮寺24坊の1つ。24坊のうち8坊は別宮に移転し、残った16坊も明治の神仏分離の際には本坊のみであった。
l 宝篋印塔(ほうきょういんとう)
- 3基あり、中央の1基は一遍上人の来島を記念して、文保(ぶんぽう)2年(1318年)に建てられたと伝える。国の重要文化財に指定されている。
l 一の鳥居
- 瀬戸内海に面して建てられている。「日本総鎮守 大山積大明神」の額は、重要文化財指定の木造扁額(伝・藤原佐理(ふじわらの すけまさ/さり)筆)の写しになる。本社境内入り口に建てられている二の鳥居も額は同じ。