西宮神社 十日えびす 福男選び 内容 

 

 

当日は未明から多数の人が表大門の前に集合し、午前6時の開門と共に230メートル先の本殿を目指して駆け出す。そして3着までにゴールした人間(待ち構えている神主に抱きつく事が条件になる)が、その年の福男となる。なお、福男といいながらこの祭事は男女混合であり、老若男女を問わず走る事が出来る。しかし、女性の一番福は未だに出現していない。参加者は毎年2000人以上で、特に2009年以降は約6000人が参加している。コースには3箇所のカーブ(天秤・楠両コーナー等)と本殿に駆け上がる木の坂(スリップ坂)が大きな障害としてあり、毎年のテレビ取材ではこの4箇所を中心に大小のカメラを設置している。猛スピードで駆け抜ける為カーブや最後の坂で転倒する者もおり、上手くスピードを制御出来た者が一番福〜三番福の栄誉を獲得出来るといえる。

 

 

 

三番福までの賞品は以下の通り。

 

· 一番福:

認定書、木彫りのえびす様(大)・副賞 えべっさんのお米1俵(60kg分)・日本酒菰樽(こもだる)4斗(72分)、ヱビスビール1年分、特製法被

 

 

· 二番福:

認定書、木彫りのえびす様(小)・副賞 えべっさんのお米1俵(60kg分)、ヱビスビール半年分、特製法被

 

 

· 三番福:

認定書、黄金のえびす様大黒様・副賞 八喜鯛(やきだい)、ヱビスビール3ヶ月分、特製法被

 

 

 

2008年(平成20年)からは福男法被、2011年(平成23年)からはヱビスビールが新たに加えられた。また開門前に待っている先着5000名には、開門神事参拝証が授与される。