稲荷神 祭神 ①
稲荷神(稲荷大神、稲荷大明神)は、山城国稲荷山(いなりやま。伊奈利山)、すなわち現在の伏見稲荷大社に鎮座する神で、伏見稲荷大社から勧請されて全国の稲荷神社などで祀られる食物神・農業神・殖産興業神・商業神・屋敷神である。また神仏習合思想においては仏教における荼枳尼天(だきにてん)と同一視され、豊川稲荷(とよかわいなり。妙厳寺(みょうごんじ))を代表とする仏教寺院でも祀られる。
神道の稲荷神社では『古事記』、『日本書紀』などの日本神話に記載される宇迦之御魂神(うかのみたま、倉稲魂命とも書く)、豊宇気毘売命(とようけびめ)、保食神(うけもち)、大宣都比売神(おおげつひめ)、若宇迦売神(わかうかめ)、御饌津神(みけつ)などの穀物・食物の神を主な祭神とする。