出雲大社 施設 拝殿
· 室町時代の1519年に尼子経久(あまご つねひさ)が造営。名工の坪井大隅守が華・青龍・松竹梅など豪華絢爛で高く評価したが、1953年5月27日午前1時ごろ本殿が72年ぶりの正遷宮奉祝期間中に鑽火殿(さんかでん)から出火、拝殿まで及び姿は消えてしまった。原因は鑽火殿で餅をつき終わって酒を飲んでいたことから残り火の不始末だった。
· 日本全国の崇敬者から寄付金1億円を集めて、復興事業として、高松宮宣仁(たかまつのみや のぶひと)親王を総裁として、設計を担当したのは神社建築学の福山敏男(ふくやま としお)博士、1959年に完成した。