意賀美神社(岸和田市) 神社周辺

 

 

境内は神於山(こうのやま)の北側の裾にある。 境内の前を流れる津田川(つだがわ)にそそぎ込む支流に滝があり、これが「雨降りの滝」である。 意賀美神社のある地域は比較的内陸にあるため、瀬戸内海気候に似て、梅雨後の降雨量が少ないという特徴がある。 ところが境内を含む周辺は湿潤な環境を有しており、この付近には珍しい暖地の広葉樹種がみられ、 豊かな自然環境の中に位置する神社である。 境内の社叢はコジイとミミズバイが優先する常緑広葉樹林で、ホルトノキ、タイミンタチバナ、ツルコウジなどの常緑樹もみられる。昭和43年(1968年)には岸和田市の天然記念物に指 定されている。大阪府の「みどりの百選」に指定されており、平成元年には 大阪府の自然環境保全地域にも選ばれている。

 

 

しかし意賀美神社を含む神於山地区は、ここ50年で自然環境破壊が進んでしまった。現在、 自然再生推進法に基づき、農林水産省のもとで「神於山地区自然再生全体構想」 (平成16年10月)、「神於山地区自然再生事業実施計画」(平成17年6月)に基づいた自然再生事業が始まっている。