住吉三神と神功皇后
日本書紀によれば、仲哀天皇の御代、熊襲(くまそ)、隼人(はやと)など大和朝廷に反抗する部族が蜂起したとき、神功皇后が神がかりし、「反乱軍の背後には三韓(さんかん)の勢力がある。まず三韓を征討せよ」との神託を得た。しかし天皇はこの神託に従わず、翌年崩御した。その翌月、再び同様の神託を得た神功皇后は、自ら兵を率いて三韓へ出航した。このとき、住吉大神の和魂(にぎみたま)が神功皇后の身辺を守り、荒魂(あらみたま)は突風となり、神功皇后の船団を後押しするとともに、三韓の軍をおおいに苦しめたとされる。