白山比咩神社 境内 本宮 建造物

 

 

主要社殿は、本殿・幣拝殿(へいはいでん)・直会殿(なおらいでん)・外拝殿(げはいでん)・遊神殿(ゆうしんでん)からなる。本殿は大規模な三間社流造(さんげんしゃ ながれづくり)で、正面に庇(ひさし)の間と向拝(こうはい)を付ける。屋根銅板葺。明和(めいわ)5年から7年(1768年-1770年)にかけて造替されたものと推定され、県の有形文化財に指定されている。

 

 

直会殿は、大正9年(1920年)の造営の旧幣殿。外拝殿は切妻造銅板葺で、大正9年(1920年)の造営の旧拝殿である。昭和57年(1982年)の増改築で内部に拝殿が造営され、外拝殿となった。

 

 

鶴来(つるぎ)駅より約2.5km南に位置する一の鳥居は、昭和11年(1936年)の造営。古くは当社には鳥居がなく、「白山七不思議」の1つとも言われていた。