松尾大社 京都府指定文化財
有形文化財
· 木造神像 16躯(彫刻)
o 女神坐像 7躯
o 男神像 7躯
o 僧形神像 2躯
o (附 神像形 2躯)
平安時代後期から鎌倉時代の作になる神像群である。これらの像は松尾大社の摂社・末社に安置されていたもので、月読社に女神像1躯、櫟谷宗像社に女神像2躯と神像形1躯、三宮社に女神像1躯、衣手社に男神像1躯、四大神社に男神像2躯、一挙社に男神像1躯、金刀比羅社に女神像1躯が伝えられていた。その他の神像の伝来は明らかでない。
いずれの神像も構造は一木造(いちぼくづくり)で、多くは木心を含む。これらのうち、特に月読社旧安置の女神坐像は保存状態も良く、平安時代後期を代表的する神像と評価される。また櫟谷宗像社旧安置の女神坐像の1躯は、康治(こうじ)2年(1143年)2月11日という全国の神像でも最古例に属する銘を有している。現在これらの神像は、重要文化財の神像とともに松尾大社宝物館(神像館)に所蔵・展示されている。平成25年3月19日指定。