日吉大社 主な祭事

 

 

 大戸開き神事(おおとひらきしんじ。1月1日)

  - 歳旦祭にあたるもので、日の出の前に、松明の火に照らされる中、片山能太夫(かたやま のうだゆう)によって、西本宮では能の「翁」(日吉の翁。ひよしのおきな)が、東本宮では謡曲の「高砂」(たかさご)が奉納される。 このときの松明の火を自宅へ持ち帰って炊事に使う風習があるため、発火とも呼ばれる。

 

 

 山王祭(さんのうさい。4月14日)

  - およそ1300年前、三輪明神が坂本に移ったとき、地元の人が大榊を奉納したのが起源とされ、祭礼の期間は、神輿上げ・大榊(おおさかき)の神事・午の神事・献茶祭・花渡り・宵宮落とし(よみやおとし)・粟津の御供(あわづのごく)・神輿の還御(かんぎょ)・酉の神事・船路の御供(ふなじのごく)まで、1ヶ月半に及ぶ。 特に山王七社の神輿の渡御は豪華であり、大榊の神事が静寂の中で行われるのと対照的であるという。

 

 

 山王礼拝講(さんのうらいはいこう。5月26日)

  - 万寿2年(1025年)、僧が修行もせずに僧兵としての活動ばかりしていることが嘆かれ、西本宮にて、日吉大神を祀る法華八講が開催されたことが起源とされる。修祓(しゅばつ)や祝詞の後、法華経の問答が行われ、神仏習合の名残がうかがわれる。

 

 

 みたらし祭り(7月)

  - 摂社である唐崎神社(からさきじんじゃ)で開催される、夏越しの大祓(なごしのおおはらえ)神事。大祓、茅の輪くぐり、人形流し、琵琶湖の湖上での護摩木のお焚き上あげなどが行われる。下半身の病気や、婦人科の病気に神徳があるとされる。なお、唐崎神社は七瀬の祓所(ななせのはらえど)のひとつとされる。

 

 

 もみじ祭(11月)

  - さまざまな行事のほか坂本地区一帯をふくめライトアップが行われる。