諏訪大社 祭事 上社 御頭祭(おんとうさい)
4月15日に上社で行われる祭。別名「酉の祭り」「大御立座神事(おおみたてまししんじ)」「大立増之御頭」(おおたてましのおんとう)と言われている。
現在では、鹿や猪の頭の剥製が使われているが、江戸時代に菅江真澄(すがえ ますみ)の残した資料に、白い兎が松の棒で串刺しにされたものや鹿や猪の焼き皮と海草が串に刺さって飾られていたり、鹿の脳和え・生鹿・生兎・切兎・兎煎る・鹿の五臓などが供され、中世になると鹿の体全体が供され、それを「禽獣(きんじゅう)の高盛(たかもり)」と呼んだという内容が残っている。また諏訪大社七不思議の1つとして「耳裂鹿」(みみさけしか)というものがある。これは生贄の鹿の中で、必ず耳が大きく裂けた鹿がいるというものであるという。