除目(じもく、じょもく)

 

除目(じもく/じょもく)とは、平安時代中期以降、京官(きょうかん)外官(げかん)の諸官を任命すること。またその儀式自体である宮中年中行事を指し、任官した者を列記した帳簿そのものを指す(除書(じょしょ)ともいう)。「」は前官をいて新官を任ずる意味で、「」は目録に記すことを意味する。

 

 

任命の儀式は、年中恒例の行事で通常、春と秋の年二回行われ、春の除目秋の除目という。その他に小規模な臨時の除目も随時行われた。除目の儀は、行事を通じて、たとえば紙の折り方や墨の磨り方にいたるまで非常に細かい作法が決められた儀式であった。