伊雑宮 境外所管社
佐美長神社(さみながじんじゃ)
境外所管社の佐美長神社(さみながじんじゃ、志摩市磯部町 恵利原(えりはら))は、鳥羽志摩広域連合本部前にある。
佐美良神社の記載がある史料がいくつかあるが、佐美長神社の誤記とされる。『倭姫命世記』に、稲穂をくわえた鶴を「大歳神」として祀ったと記載される。ただし、『倭姫命世記』は内容の真偽に問題があるため、由緒不明とすべきである。なお、この「鶴の穂落とし」伝説に基づき、「穂落社」・「穂落宮(ほおとしみや)」とも呼称される。
祭神
· 大歳神(おおとしのかみ)。五穀豊穣の神とされる
境内
社殿は36段ある石段を上った所にある。手水舎は石段の下にあるが、通常は蓋がされている。
· 社殿
- 内宮に準じ内削ぎの千木と偶数の4本の鰹木を持つ板葺の神明造である。門のある瑞垣が配される。
· 佐美長御前神社 (さみながみまえじんじゃ)
- 4社の祠。祭神:佐美長御前神(さみながみまえのかみ)
歴史
· 804年(延暦23年) 『皇太神宮儀式帳』に初めて名前が出る。
· 1228年(安貞(あんてい)2年) 『安貞二年内宮遷宮記』に「大歳神社」と記載。
· 江戸時代初期 天照大神の魂を祀る「荒祭宮(あらまつりのみや)」であると事実を捏造。
· 1759年(宝暦(ほうれき/ほうりゃく)9年) 『伊勢両宮別宮摂末社』に「内宮末社」と記載。
· 1871年(明治4年) 旧称の佐美長神社に改称。