皇大神宮 境内の動物 神馬
内宮では皇室から奉納された2頭の神馬(しんめ/じんめ、かみうま)を飼育している。御厩(みうまや)にいることもあるが、天候や神馬の体調によりいない場合もある。地元では「お馬さま」と敬称で呼ばれ、写真を撮影されても動じることはないが、ストロボ撮影は禁止されている。
毎月1日・11日・21日には正宮へ参拝する「神馬牽参」(しんめけんざん)が行われる。午前8時前後、神職に伴われ神馬が正宮へ進み、石段の前で正宮にお辞儀をする。神馬牽参の際、神馬は菊の御紋が入った馬衣(うまぎぬ)を身に付ける。
外宮でも内宮同様に2頭の神馬が飼育され、同日に神馬牽参を行う。