注連縄 起源
日本神話
天照大神が天岩戸から出た際、二度と天岩戸に入れないよう太玉命(フトダマ)が注連縄(「尻久米縄」)で戸を塞いだのが起源とされる。
稲作信仰
稲作信仰は神道の根幹をなす一つであり、古くから古神道にも存在し、縄の材料は刈り取って干した稲藁、又は麻であり、稲作文化と関連の深い風習だと考えられる。
古神道
神が鎮座する(神留る・かんづまる)山や森を神奈備(かむなび、かんなび)といい信仰した。後に森や木々の神籬(ひもろぎ)や山や岩の磐座(いわくら)も、神が降りて宿る場所あるいは神体として祀られ、その証に注連縄がまかれた。