天孫降臨 古事記 天孫降臨 



天孫降臨の地としては、九州南部の霧島連邦の一山である高千穂峰(宮崎県高原町。たかはるちょう)と、宮崎県高千穂町の双方に降臨の伝承があるが、どちらの場所が比定されるかは定説がない。



なお高千穂町の天岩戸神社(あまのいわとじんじゃ)には、天照大神が隠れていた「天岩戸(あまのいわと)と伝わる洞窟がある。



注記.天岩戸伝説は高千穂町以外にも複数あり、高千穂地区限定のものではない。また、記紀では天の岩戸の洞窟は高天原にあるとしている。




記紀の太陽神である天照大神が隠れ、世界が真っ暗になった天岩戸神話を鬼界カルデラ大噴火の火山灰の雲による大災害と見る説もある。 日本の太陽信仰(天照大御神信仰)は鬼界カルデラ大噴火に起因すると考える説だが、この説だと天岩戸(火山灰)は伝承地である沖縄から千葉まで日本の上空を覆い尽くしていた事になる。なお天孫降臨の地の高千穂からは鹿児島湾や鬼界カルデラを目視できる。