現世 仏教


仏教における「三世(さんぜ)の一つであり、前世(ぜんせ)今世(こんぜ、こんせ)来世(らいせ、らいしょう)のうちの今世に該当する。また、時間的な前後は別として、浄土教では「厭離穢土、欣求浄土(おんりえど、ごんぐじょうど)の概念がある。「穢土」とは「穢(けが)れた世」という意味で、現世にあたる。



金剛般若経』では「一切の有為の法は、夢幻泡影の如し」とあり、現世を夢幻、泡のように儚いものとして把握していたことが窺える。このように仏教では現世を否定的に捉えていた。