融通念仏縁起絵巻 版本


良鎮らによって製作されたもので、木版印刷によって製作された。明徳(めいとく)年間に刊行されたことから「明徳版本」と呼ばれている。多数の僧侶や皇族・貴族による識語が収録されている。後代に製作された絵巻物の中にはこの版本を手本に描かれたものも存在する。また、江戸時代になって清涼寺(せいりょうじ)所蔵の絵巻物の内容を写し、版本とした「享和版本」(享和(きょうわ)元年・1801年)もある。