古神道 世界観 ①
古来からの古神道は後から意味付けされたものも多く、その対象も森羅万象におよぶので、共通の概念や用語をとりまとめるのは難しいが、古神道に始まり、現在への神道までの流れとして時系列や、漢字や日本語としての古語の意味などを考え、記述する。
神世(かみよ)現世と常世のすべて。
· とこよ(常世・常夜)
o 常世
o 常夜
· うつしよ(現世)
神
· 尊(みこと)
- 日本神話にある人格神(人と同じ姿形、人と同じ心を持つ神)
· 御霊(みたま)
- 尊以外の神。個々の魂が寄り集まったものとしての神霊の形。
· 魂(たましい)・御魂(みたま)
- 個々の人の命や人の心の態様。神の心の態様。
o 荒魂(あらみたま)
- 荒ぶる神のこと。
o 和魂(にぎみたま)
- 神和ぎ(かんなぎ)といわれる安寧なる神のこと。
§ 四魂(しこん)