供物 道教


道教では、幽魂正薦亡位には穀物を供え、神に対しては果物を供えていた。つまり対象によって供物にも違いがあったらしい。



道教には(しょう)という祭りもあり、これは夜間に供物を並べて、神々に願いごとを上奏するやり方である。《隋書》経籍志(けいせきし)の「道経序録」によると、「醮」とは災厄を消除する方法のひとつであり、夜中 星空の下で乾肉などの供物を並べ、天皇太一や五星列宿を祭り、文書を上奏する儀礼、とのことである。