秋葉権現 秋葉講秋葉権現 秋葉講 江戸時代の庶民にとって遠州秋葉参りの旅費は経済的負担が大きかったので、秋葉講(あきはこう)という宗教的な互助組織(講。こう)を結成して講金を積み立て、交代で選出された代参者が代表として遠州秋葉山に参詣し、火防せ・安全を祈願して帰郷した。また、遠州秋葉参りできない人々を考慮して、地元に秋葉権現を勧請した。秋葉講の講社の数は、盛時には全国で3万余を数えるほどあった。