仏舎利塔 日本
日本の仏舎利塔は、飛鳥時代の法興寺(ほうこうじ)・法隆寺(ほうりゅうじ)・四天王寺(してんのうじ)のように、古くは木造の五重塔や三重塔として建造される例が多かったが、近代になると戦後の平和を願うなどの目的で熊本市の花岡山(はなおかやま)、北海道釧路市の日本山妙法寺(にっぽんざんみょうほうじ)、静岡県御殿場市の平和公園、富山県高岡市の鉢伏山(はちぶせやま)などに仏舎利塔が建造された。日本の仏舎利塔では、全国でただ三箇所のみ仏舎利が収められている。ほかは経典や宝石が納められているのが普通である。