壇林(だんりん)
檀林(だんりん)は、仏教寺院における僧侶の養成機関、仏教宗派の学問所。談所(だんしょ)、談処(だんしょ)、法談所(ほうだんしょ)、談義所(だんぎしょ)、学寮(がくりょう)、学林(がくりん)、禅林(ぜんりん)、などとも称された。
檀林は、栴檀林(せんだんりん)の略で、僧侶の集りを栴檀(せんだん)の林に例え、仏教における学問所のこと。宗派の立場を超えた仏教学の研究が行われ、その中で学派も分かれていった。檀林は、学生発布により廃止されたが、大学として現在もその名跡を継いでいる。