黄檗宗(おうばくしゅう)
黄檗宗(おうばくしゅう)は、日本の三禅宗のうち、江戸時代に始まった一宗派(三禅宗は他に臨済宗、曹洞宗)。
日本における仏教の宗派であり、臨済宗、曹洞宗に次ぐ禅宗の一つである。唐の僧・黄檗希運(おうばく きうん。? - 850年)の名に由来する。黄檗は臨済義元(りんざい ぎげん。?-867年)の師である。臨済宗、曹洞宗が日本風に姿を変えた現在でも、黄檗宗は明朝風様式を伝えている。
本山は隠元隆琦(いんげん りゅうき。1592 - 1673年)の開いた、京都府宇治市の黄檗山(おうばくさん)萬福寺(まんぷくじ)である。