牛頭天王 護符


蘇民将来の説話にちなんで社寺では小正月に除災の護符(ごふ)として蘇民将来札や六角形の柳製のものが出されるが、牛頭天王の護符としては「牛王宝印(ごおうほういん)」も著名であり、祇園社はじめ各社から出されていた。



三重県伊勢市周辺では、蘇民将来札が注連飾り(しめかざり)にもつけられる。

また、伊勢近辺の海女の習俗として、晴明紋の星印(五芒星。ごぼうせい)を手拭いに染め、これを「ショーメンショーライ」と称して魔除けとする民俗例がある。