方便 語源


「方便」はサンスクリットの upāya ウパーヤの漢語訳であり、upāya は、upa~を語幹に持つ動詞(=「近づく」「到達する」)から派生した名詞である。すなわち、ウパーヤは「接近」「到達」「手段」「方策」などが元々の意味である。仏教用語としてのウパーヤの「近づくべき目標」は、最初の意味としては、あるいは悟りである。