十王の基本データ
十王 読み 本地 審理
秦広王 しんこうおう 不動明王 七日(7日目・6日後)
初江王 しょこうおう 釈迦如来 二七日(14日目・13日後)
宋帝王 そうていおう 文殊菩薩 三七日(21日目・20日後)
五官王 ごかんおう 普賢菩薩 四七日(28日目・27日後)
閻魔王 えんまおう 地蔵菩薩 五七日(35日目・34日後)
変成王 へんじょうおう 弥勒菩薩 六七日(42日目・41日後)
泰山王 たいざんおう 薬師如来 七七日(49日目・48日後)
平等王 びょうどうおう 観音菩薩 百か日(100日目・99日後)
都市王 としおう 勢至菩薩 一周忌(2年目・1年後)
五道転輪王 ごどうてんりんおう 阿弥陀如来 三回忌(3年目・2年後)

十王それぞれの本地仏との対応関係は


鎌倉時代になってから日本で考え出され

たものである。

泰山府君」は、仏教起源の「閻魔王」

とは異なり、中国起源の冥界信仰の地

である泰山に由来する「泰山王」が、

単独での信仰を得たものである。

初七日は、命日を第1日と数えた第7日、

つまり、命日の6日後である。

他の日・年も(一周忌以外は)同様である。

ちなみに、神道の「三年祭」は3年後である。