夜叉 護法善神として

インド神話における夜叉は仏教に包括され、仏法を守護する八部衆の一つとして、また毘沙門天の眷属(けんぞく)として羅刹(らせつ)と共に北方を守護する。また夜叉には、天夜叉・地夜叉・虚空夜叉の三種があり、地夜叉以外は飛行するという。


大乗仏典では薬師如来十二神将や、般若経典を守護する十六善神などが夜叉である。