ヨーガ・スートラ

ヨーガ・スートラ』(瑜伽経、ゆがきょう、とも)はインド哲学の1派であるヨーガ学派の根本経典。成立は2-4世紀頃。パタンジャリによって編纂されたとされる。『スートラ』は『糸』の意味であり、糸のようにパタンジャリが説いた短い言葉を連ねたものである。


ヨーガとは心の働きを抑制することである」の定義から始まり、三昧(さんまい)に至るまでの具体的方法としての8階梯と、その背景にある思想が述べられる。