成道会(じょうどうえ)



成道会じょうどうえ)とは、釈迦成道(悟りを開いた事)を記念して行われる法要(行事)のことである。



日本では、釈迦は臘ろうげつ。旧暦12月)の8日に成道したと伝承されているので、成道会を臘八会(ろうはちえ)とも称し、この日に法要が行われる。

南伝仏教では、ウェーサク祭として、5月の満月の日に仏誕会(ぶったんえ)涅槃会(ねはんえ)と共に行われている。



臘八接心

禅宗僧堂(そうどう)では、成道を記念して旧暦12月1日から8日にかけて昼夜を通して接心(せっしん)する修行が実施されている。この間は睡眠も結跏趺坐(けっかふざ)したまま執る。これは「臘八接心」(ろうはちせっしん/ろうはつせっしん)或いは「臘八大接心」(ろうはちおおぜっしん/ろうはつだいせっしん)と呼ばれる。