真宗興正派(しんしゅうこうしょうは)



真宗興正派(しんしゅうこうしょうは)とは、浄土真宗の一派。本山は京都市下京区興正字(こうしょうじ)。末寺数486。




1482年文明14年)、真宗佛光寺派14世の経豪(きょうごう)本願寺第8世の蓮如に帰依して山科に興正寺を創建。その後、西本願寺の脇門跡であったが、1876年明治9年)第27世本寂(ほんじゃく)の際に独立し、真宗興正派となる。 現門主(もんしゅ)は第31世本顕ほんけん。宗教法人「真宗興正派」の代表役員は宗務総長)。 明治初期まで浄土真宗本願寺派の末寺筆頭であったため共通点も多いが、作法の上で異なる部分もある(焼香は二回、等)。また、本山興正寺も本願寺派の本山本願寺(西本願寺)と隣接した位置にある。