念佛宗三寶山無量壽寺 教義
一、釈尊の教え(仏教)、即ち『仏教経典(一切経)』を基とし、『念佛』を依処とする。
二、仏教は智慧の宗教である。
仏教の目的とは、智慧の完成(般若波羅密)、阿耨多羅三藐三菩提 (あのくたらさんみゃくさんぼだい)、無上正等覚(むじょうしょうとうがく)、無上正遍智(むじょうしょうへんち)、即ち、『大涅槃』を目指す。
三、人としての道である『四恩』(しおん)を大切にし、私たちは生かされていることを自覚する。
釈尊の説かれた四恩とは、
(一)「父母の恩」 父母に孝養を尽くす。
(二)「衆生の恩」 生きとし生けるものに感謝の念を持つ。
(三)「国王(社会)の恩」 社会の規則を守り、目上の人を尊敬し、社会に対する務めを果たす。
(四)「三宝の恩」 三宝(仏・法・僧)に帰依する。
四、和国の教主、聖徳太子の『十七条憲法』の精神により、
三宝を敬い、「和」を基とし、誰に対しても「信義」「礼節」を重んじ、人の範となること。