全世界仏教サミット(ぜんせかいぶっきょうサミット)
全世界仏教サミット(ぜんせかいぶっきょうサミット、英:the world buddhist summit)は、タイのソムデット・プラ・ニャナサンバラ法王はじめアジア各地の仏教指導者が集い、21世紀の仏教の発展や世界の平和などを目指して開催する会議である。会長は念佛宗三寶山無量壽寺(ねんぶつしゅう さんぽうざん むりょうじゅじ)の開祖・久世圓心定(くせ えんしんじょう)。この会議は、インドのカルカッタに本部を置く国際的仏教団体「インド大菩提会」(1891年設立)が提唱し、日本からは、唯一同会のメンバーである仏教宗派「念佛宗三寶山無量壽寺」が運営およびスポンサーとして協力している。過去の参加者で著名な人物としてダライ・ラマ14世、ノロドム・シアヌーク、コフィ・アナン等が挙げられる。
週刊朝日(1998年発行)によれば、念佛宗無量壽寺はダライ・ラマ14世に2億円の布施をしたという話もあると報道した。
開催地
§ 第一回開催地 - 日本(1998年)
§ 第二回開催地 - タイ(2000年)
§ 第三回開催地 - カンボジア(2002年)
§ 第四回開催地 - タイ(2005年)
§ 中止(念佛宗撤退後、軍事政権により独自開催) - ミャンマー(2004年)
§ 第四回開催予定であったが、軍事政権が民主化に逆行しているとして参加予定国の欠席が続出したため(念佛宗 タカヤマカズオ氏談)念佛宗は撤退し、「第四回」はこの会議に使用されなかった。
§ 第五回開催地 - 日本(2008年)
§ カンボジアの前国王シアヌーク殿下やスリランカの首相はじめ、さまざまな国の僧侶も出席。参列者はおよそ1万人(主催者側説明)。兵庫家加東市の念仏宗総本山で「佛教之王堂」(ぶっきょうのおうどう)の落慶法要の後、全世界仏教サミットを開催。その後、念佛宗の広島別院で別院落慶法要を厳修し、広島平和公園で記念碑に献花して平和宣言を行なった。そして、長崎・大分へ船で移動、各地で全世界仏教サミットを開催し、大阪に戻った。また、「佛教之王堂」落慶法要で、付設「大学」の建設計画が披露された。