開眼(かいげん)



開眼(かいげん)とは新たに作られた仏像や仏画などを寺院伽藍また堂に安置し、魂を請じ入れることである。入仏開眼(にゅうぶつかいげん)、また開明(かいみょう)、開光明(かいこうみょう)などともいう。



これらの儀式を開眼法要(供養)(かいげんほうよう・くよう)などという。

また智慧の眼を開いて仏法の真理に目覚める、つまり悟ることも「開眼」という場合がある。


有名な例では、752年奈良東大寺にて大仏の開眼を行ったことが挙げられる。開眼には香(こう)や華(か)、燈明(とうみょう)、護摩(ごま)などの供養をもって行う。