線香 材料による種類



線香は材料から「匂い線香」と「杉線香」に大別される。



匂い線香

匂い線香は、椨(タブ)の木の樹皮を粉末にしたものに、白檀(びゃくだん)や伽羅(きゃら)といった香木の粉末や他の香料、炭の粉末、その他の材料を加えて練り、線状に成型・乾燥させたもの。



杉線香

杉線香は、3ヶ月ほど乾燥させたの葉を粉砕機水車を用いて粉末にしたものに湯とノリを加えて練り、線状に成型・乾燥させたもので、墓参りのときなどに特に用いられる。