木心乾漆造(もくしんかんしつぞう)
像の概形を木彫で作り、この上に麻布を貼り、抹香漆(まっこううるし)または木屎漆(こくそうるし)を盛り上げて完成させる像である。脱活乾漆像が中空の像であるのに対し、木心乾漆像の像内には木心が残ったままであり、麻布もさほど厚くは貼らない。平安時代前期の仏像の中には、木彫り像の一部に木心乾漆技法を併用して表情、装身具などの細部を形作っている例も多く、「木造」か「木心乾漆造」か、機械的に分けるのが困難な場合もある。
木心乾漆造(もくしんかんしつぞう)
像の概形を木彫で作り、この上に麻布を貼り、抹香漆(まっこううるし)または木屎漆(こくそうるし)を盛り上げて完成させる像である。脱活乾漆像が中空の像であるのに対し、木心乾漆像の像内には木心が残ったままであり、麻布もさほど厚くは貼らない。平安時代前期の仏像の中には、木彫り像の一部に木心乾漆技法を併用して表情、装身具などの細部を形作っている例も多く、「木造」か「木心乾漆造」か、機械的に分けるのが困難な場合もある。